自慢の鏡筒 Kenko SE200N で輝星に余計な光条が1本出てしまう問題で、
以前、かたくちいわしさんにアドバイスいただいた検証を行っていて、
ついに問題解決策のようなものにたどり着きました。
かたくちいわしさんからは、回折光がどこから出ているのかを探るために、
1.黒い紙で直径7cm位の真円を描いて切り取り斜鏡の前に(筒先側)つけて撮影
2.今度は逆にSE200N本体の口径を絞るような物を作って撮影
とのコメントをいただいていまして、それぞれ実施してみたわけです。
まず、1ですが、これは変化なしでした。
斜鏡まわりの「何か」が回折光の原因ではなさそうでした。
で、2です。
かたくちいわしさんから参考に紹介していただいたサイトでは、
「恒星像の周辺にある不自然な光芒」を防ぐために絞りを付けているようです。
今回わたくしは、厚紙をちょうど鏡筒内部に入る大きさの円に切り取ったうえで、
2cm幅の輪っかになるように中央を丸く切り抜きました。
厚紙ですので、するすると鏡筒に入っていきます。
主鏡押さえツメがかくれるくらい絞る感じになりました。
これで撮影してみますと、こんな様子です。

謎の光条は消えました。
3つ並んでいるのは、写野の左/中/右に輝星を位置した場合の3つを試しているからです。
なぜなんでしょうか。
ちなみに、手作り厚紙絞りを取った状態(つまり、ノーマルということ)だと次のようになります。

左に位置した星からは右下に向かって光条が出ています。
中央の場合はうっすら左下に向かって光条が出ているのがわかるでしょうか。
さて、ずっとこのブログを読んでくださっている方の中には、ここで
「あれ、光条はいつも右下じゃなかったっけ?」と思った方がいらっしゃるかもしれません。
そうなのです、あるとき、右下から、左下に移動したのです(笑)。
実は、斜鏡の調整をいろいろ試しているうちに、光条の出方が変わることもわかりました。
とゆーことはつまり、やっぱり光軸がちゃんと出せないんじゃん! と思ってもいるのですが…。
たとえば、主鏡押さえツメがいたずらしているのだけど、
斜鏡が傾いているからその影響をもろに受けてしまう、とかいった複合的な要因なのでしょうか。
だったら、実に厳密に斜鏡・主鏡などを調整したら、絞りなぞ付けなくても光条は出なくなるのか?
などとも思えます。
で、実はまったく別の要因かもしれませんが。
今度、恒常的に使えるちゃんとした絞りを作って取り付けてみます。
それと、光軸の調整も、ほんとに今のままでいいのか検討する必要がありそうです。
少し前に十字線付きコリメーションアイピースというのを買いました。
今はこれを使って調整しています。
さて、おまけ。
興味のある方は「SE200N M45」で検索してみてください。
数々のM45の写真が出て来ますが、案外、いろんな「謎の光条」が多い事に気づきます。
わたくしのように1本のものや、猛烈に回折像が広がっているもの、
45度の角度で存在をアピールする長い光条などなど。結構、面白いです。
最後に、いろいろアドバイスくださった方々にお礼申し上げます。
「天文の実際」は経験者に聞かないと、ほんとにわからないものだと痛感しました。

にほんブログ村
最近のコメント