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2010年3月 8日 (月)

お金のはなし その2。筒井康隆氏「アホの壁」を読んでよかったこと。

筒井康隆氏の著作に関する書評で、いまだに頭に残っているフレーズがある。
それは「筒井康隆なら、これくらいは書けるよな」というものだ。
1993年、「パプリカ」という本が出たとき、たしか月刊誌「宝島」に載っていたのだと思う。
筒井さんくらいの人なら、「パプリカ」くらいの話は、軽く書けるはず、
だから、もっとすごいのを望む、というような文脈だっただろうか。

その後、筒井さんの新作が出るたびに、この言葉が頭に浮かぶ。
そう、あれから、ずっと、筒井さんの新作を読んでも、驚きがなくなってしまったのである。

というわけで、このごろ「ダンシング・ヴァニティ」とか「巨船ベラス・レトラス」など
読んでいるとちょっと厳しい感じのするものが多く、
そんなことを書いているわたくしは失礼しちゃうわ、となるわけだが、
最新刊「アホの壁」を読んで、ひとつ、良いことがあったのでご報告いたします。

さて、このブログ、誰が読んでいるか知らないが、嫁も読んでいるようである。
もし、今、読んでいるなら、ここで読むのをやめた方がよい。
なぜなら、世のおっさん連中は、これから書くようなことは、「嫁には内緒」だからである。

「アホの壁」(新潮新書)。
新書だから、モリサワのリュウミン。広く、多くの人に支持される無難な書体である。
そして、すぐ読める。そういう媒体だ。
内容は、ちょっとみなさんが興味のある専門分野のことを触る程度。便利である。
「アホの壁」を読んでいると、上記のような「新書」に対する、通常の感想を抱く。

そういえばかつて、筒井さんの「本の森の狩人」「短編小説講義」などといった新書があったなぁ、
昔は、もっと内容が濃かったかなぁ、などと思った。
そういうわけで、ぼんやりと本棚を眺め、昔の新書などを手にとってみた。
なんか、新聞の切り抜きがはさまっているが、「走れメロス」のことが書いてある。
なぜ、それがはさまっているのかわからない。わからないまま、棚に戻す。
そして、ふと「文学外への飛翔 俳優としての日日」という本を手に取る。

2001年の本だ。2001年というのは、長男が産まれた年である。
意外に最近のことであるなぁ、などと思うが、あれ?
表紙をめくってみると、なななななんんと、1万円札が!(嬉)。
こういうときは、あからさまに喜んではいけないのである。
なにか、誰かがだまそうとしているのではないか、などと疑ってみるのが普通だ。
贋札とかかもしれない。
喜んではいけない喜んではいけない喜んではいけないなどと思いながら
その札を引き出してみると、もう、喜びを隠しきれない事態に発展した。

2枚あったのである。
1万円札が2枚である。

誰の仕業だろうか?
自分?
だけど、記憶にございません。
2001年くらいは、そんなにお金に余裕があったわけではない…。
でも、まあ、これは、過去の自分が、今の自分にご褒美をくれたんだろう。
間違いない。
そういうわけなんである。

今度の日曜日に、ほかの本も、開いてみることにしよう。

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