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2010年4月26日 (月)

ZEPP NAGOYAでのライムスターに軽く落涙。

4月25日。ZEPP NAGOYA。
「RHYMESTER KING OF STAGE VOL.8 ~マニフェスト RELEASE TOUR 2010~」。

ジャズ以外のライブは、PRINCEしか行ったことがないわたくし。
「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」リスナーというだけで、
HIP-HOPは厳しいかな、おまけに30代後半だし。

宇多丸さんやMummy-Dさんは40歳、DJ JINさんがわたくしと同年齢ということで、
「きっとお客もおっさんに違いない!」と根拠のない思い込みで自信を持って行ったが、
ZEPP NAGOYA周辺にたむろしているのは、活きのいい若者たちではないか!
しかもライムスターTシャツとか着て、ライムスタータオルとか持ってるし!
ああ、困った困った。
これはいかんということで、同行した友人(同級生)とともに「とりあえずビール」。
しらふで会場に突入する気には、まったくなれないという。

開演間近になり、会場入りするも、「サーセンねー、おっさんで」という感じで卑屈に。
どうなることやら、と心配して開演を待っていました。
午後7時ちょうどくらいでしょうか、突如会場が暗くなり「ONCE AGAIN」イントロが!
舞台前の幕にでっかい飛行機が! そして幕がばしーんっとはけた!
ライムスターの3人がそこにいるではないか!
わたくし、この瞬間から、なんだか感動してしまいました。
「かっこいい」とかじゃなくて、「感動」なのです。軽く落涙ですよ、ほんと。
きてよかったって思いました。

若い連中が喜んでいます。その喜びが伝わって来ます。おお、すごい! すごすぎる!

ぎゃーぎゃーやってるうちに「H.E.E.L」「付和RIde On」と続き、
「いやー、ボクは『マニフェスト』の良さをまったくわかってなかったなぁ」と感じたのです。

「発明」の披露も含め、いろいろなことをやってくれて、
とっても笑わせてもくれたライムスターですが、
みなさん、自分の仕事に誇りを持っているということや、
自信を持っているということがとても伝わってきました。
Mummy-Dさんは、HIP-HOPというものがいかに「知性」を必要とするアートであるのか、
ということを力説していましたし、
宇多丸さんは「チェック・ザ・テクニーク」書評で言っていましたが、
かつてのアメリカと自分たちの間に、実はそんなに違いがあるわけでなく、
どちらが本物なのかとかは関係なく、もうわれわれも自信を持ってよいのだ、
というようなことを言っていました。
なんだか、とても尊敬しました。
ライムスターの3人だけでなく、何年もライムスターを聴いているであろう
1階で飛び跳ねたりしている連中にも、あんた達ゃすごいよ、と尊敬の念を抱くのでした。
そして、少なからず自分がHIP-HOPに抱いていた偏見みたいなもんが
すっかりなくなりました。

「ラスト ヴァース」は、終わりの曲ではなく、
「大いなる助走」(これは筒井康隆さんの小説でもあり
宇多丸パートの歌詞でもある)なのであるという余韻を残し、
ライブは終わりました。感動と爆笑のライブでした。
そして次も絶対行こうと思ったのでした。

「どうも ありがとう」。

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