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2010年5月19日 (水)

「代替医療のトリック」。

ずいぶん前のTBS Radio「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」で
同番組の構成作家である古川耕さんが推薦していた
サイモン・シンさんの「代替医療のトリック」を読んだ。

古川さんはわたくしと同年齢。その仕事っぷりは「すごいなぁー」と思わせるものがある。
以前、高野陽太郎さんの『「集団主義」という錯覚―日本人論の思い違いとその由来』という
本を紹介していたので、図書館で借りて読んでみたが、いやもう、すばらしい本だった。

普段からひねくれている自分がさらにひねくれて、しかも理論武装できるという(!)。
情報が、いろんな種類の「バイアス」によって処理されているため、
実際の出来事とは異なった見方をされてしてしまうという。
今まで、ぼんやりと、頑固おやじの屁理屈みたいな感じでしか表現できなかった
「そんなわけねーだろ」というのに、「なんとかバイアスで」という協力な味方が出現、って感じ。

そういうわけで、古川さんのおすすめの本「代替医療のトリック」も借りてみた。
ここにも臨床試験の結果の解釈について「バイアス」がある、というお話が出てきた。

さて、「代替医療」とかいわれても、あんまり関係ないなー、と思っていたのだが、
「鍼」だとか「カイロプラクティック」だとか「ハーブ療法」だとかいわれると、
まったく無縁ではないな、と。
「ホメオパシー」のことも書かれていたが、
現在の自分から考えるに、「ホメオパシー」に手を出すというようなことは考えにくい。
しかし、家族の誰かが手を出すかもしれない。
また「鍼」については、ひょっとしたら自分も治療を受ける気になるかもしれないし、
家族の誰かが、現在も鍼治療を受けているかもしれない。
花粉症の症状をやわらげるという、サプリメントも購入したりしている。

で、この本で知ったのは、それらが代替医療といわれ、
精密な臨床試験の結果、ほとんどが「プラセボ効果」以上の効果がないということ。
また、場合によっては、危険すら伴うということ。
直接的な危険だけでなく、主流の医療を受けるという選択をしなくなる、
という危険もあるのだという。

こういう本に関しては、よくある「アンチなんとか」的ヒステリックな本かと思うかもしれないが、
これは、非常に冷静に、「科学的」にそれぞれの代替医療を評価しているように受け取れて、
信頼できると思う。

ハーブと聞くと、なにやら「自然だから安全」と考えてしまっていたのだが、
そりゃ、危ないよ、っていうこともわかった。
素人っぽい整体みたいなのも危ないなぁ。

やっぱり、ちゃんとしたお医者さんに診てもらったほうがいいのね。

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