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2012年2月23日 (木)

読書記録。「だけど、誰がディジーのトランペットをひん曲げたんだ?」。

「だけど、誰がディジーのトランペットをひん曲げたんだ? 〜ジャズ・エピソード傑作選」(うから)
ブリュノ・コストゥマルさん著、鈴木孝弥さん訳。

いい仕事やり遂げたなあ、と思わせる本が時々あって、
最近では増田俊成さんの「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」がある。
ちなみに、この本に「だけど」をつけると
「だけど、木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」になるが、そんな事はどうでもよろしい。

「木村政彦は…」の方は、「○○には○○と書いてあるが、それは間違いである」というような
従来、定説となっていた数々の細かい話を執拗な取材と調査で打ち砕いていく部分が
わたくしにとっては萌えるポイントだったわけです。
一方、この「誰曲げ」は、訳の鈴木孝弥さんの仕事が素敵です。
鈴木さんの、外国語のカタカナ表記に関するこだわりというのが「いい仕事」と感じられ、
菊地成孔さんいわく「新しいデフォルトを定義」している、ということになる。
「木村政彦は…」同様、定説をひっくり返していると感じた。

具体的に言うと、ディジー・ガレスピーは「ギレスピー」になってる、というような。
これについて鈴木さんは、TBSラジオの「高橋芳朗HAPPY SAD」にて、
(ディジーの)あるレコード(何かは忘れちゃいました)で
バンドメンバーを紹介するMCが、明確に「ギレスピー」と発音しているので、
オレは「ギレスピー」と書く、というような事をおっしゃっていました。

さて、この本で語られる話題については、
わたくしの知識不足から「え? 誰それ?」というのが多々あり、なかなか苦しいものがありました。
純粋に話題を楽しめるのは、やはり知っている名前が出てくるところになっちゃいますね。

それにしても、ディジー・ギレスピーの大統領選の話はおもろいですよ。
もしディジーが大統領になっていたら…。
 
  彼は実際に、マイルズ・デイヴィスをCIAのボスに、マルコムXを司法長官に、
  ペギー・リーを労働長官、デューク・エリントンを国務長官…

とディジーの考えていた内閣が書かれているところは、笑わずにはいられない。
そして「バンドか!」とつっこまずにはいられない。


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