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2012年7月 4日 (水)

「NOVA7」以来、小川一水さんの本ばかり読んでいます。

ずいぶん前のことですが、大森望さん責任編集の
「NOVA 7 書き下ろし日本SFコレクション』(河出文庫)を、
増田俊也さんの「土星人襲来」目当てで読みました。
面白いお話がたくさんありましたが、中でも小川一水さんの
「コズミックロマンスカルテット with E」が凄すぎて、
それ以来、小川さんの本ばかり読んでいます。

なんか頭が悪くなって、自分が読んだ本すら憶えていられない状態なので、
このブログに感想文のようなものを記録しておこうとか思っていたのですが、
そんな事も面倒なくらい、狂ったように読んでいます。

最初に読んだのは「天冥の標 1 メニー・メニー・シープ」でした。
なんでしょうね、これは、と思わずにはいられない、巨大な感じが…。
好きな事やりまくってるみたいですね。

それはそうと、東日本大震災以来、小説を読んでも、
なにかと今の状況だとか、震災のことと結びつけて考えてしまいます。

豊崎由美さんが震災直後に
コーマック・マッカーシーさんの「ザ・ロード」に(Twitter上で)言及したように、
また、最近ではマーセル・セローさんの「極北」を勧めているように、
それが書かれたのが震災前か後かに関わらず、
ちょっと思い当たる節があると、震災のことを考えてしまいます。

「天冥の標」でいえば、「電気持ってるヤツが支配する」という世界。
「1」は3年くらい前に出ている本ですけど、時代によって、意味が変わってくるんですね。

今日(7月4日)の日本経済新聞夕刊「エンジョイ読書」面の「読書日記」で
佐藤友哉さんという作家が「風化しない現実、SFに見る」として
伊藤計劃さんの「虐殺器官」を紹介しています。
「虐殺器官」は震災前の小説ですが、(それどころか、伊藤さんは2009年に亡くなっている)
 「自分の見たい現実を見るために、他者の現実をつぶす。
  3・11以降、国家も市民もやっているおなじみの光景」
が書かれているので
 「これから読む新規読者は、まったく古さを感じない」
のだ、と佐藤さんは言っています。

こんなような側面を持っている小説というものに、
能天気な希望を見いだしたりすることもあります。

京極夏彦さんの「ルー=ガルー2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔」の世界では
核廃棄物の処理が解決されています。
登場する人物が、昔は核廃棄物の処理に困ってたみたいだよね、くらいの事を思ったりするだけで、
本題とはあんまり関係ない設定ですが、いずれにせよ、現実が追いつけば、どんなによいでしょうか。

小川さんの小説にも、しばしば軌道エレベーターとか核融合とかが出てきますね。
いったい、どうなっていくのでしょうか。
「極北」みたいに、まさかオレが終末に居合わせるなんてなぁ、なんて事になったりもするのでしょうか。

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