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2014年11月 9日 (日)

NGC891。

Ngc891_web2

10/25 22:14 - 23:15(RAWデータにスタンプされてる時間です)
長野県下伊那郡阿智村 あららぎ高原スキー場 
Kenko SE200N CR/バーダーRCC1 
Canon EOS 40D(スターショップ新改造) ISO800/12分×6枚
タカハシEM-200/OAG9/Starlight Xpress LodeStar/PHD2
CCDStack2(RGB分解、各コンポジット)
ステライメージ6.5(RGB合成、レベル補正、デジタル現像)
Photoshop CC
トリミングしてます!

これくらいのサイズ(?)に写る銀河は久しぶりです。
自分が「何を写したいのか」ということに適さないセットアップであるなあ、
というのに、今さらながら気づくわけです。
最近の自分の傾向として、
多くの方が広めに撮られている領域の、面白そうなところをピックアップして撮る、
という活動をたくさんしていたこともあって、なおさらそのことを思うわけです。

とはいえ、掲載写真の右下、こういうところを入れよう、という思いはあります。
ただ──もう少し動かしたら、もっと面白いのがあるんだぜ──ということは
ひょっとすると、あるのかもしれません(笑)

贅沢を言えば、この銀河、銀河の中でも色が違う、そういうことを出してみたいです。
いつか、そのうちね。


で、こっからはめんどくさい野郎の話になるのですが…

この前、自分の天体写真プリントを、業務用のスキャナでSCANして、
仕事のつもりでCMYK分解してみる、という実験をしました。

第一に、6色とか10何色とかを使うプリンタで「出せる」色は
とうていCMYKでは追いつかないだろうな、というのはありますね。
でも、「天体写真」って、そこまで「色」を使っているか、というのはありますが。

ワタクシはバリバリの「製版屋」「レタッチャー」ではありません。 
だから、自分のプリントしたものを大日本スクリーンのスキャナでスキャンしても、
満足いくCMYK分解はできませんでした。
自分のプリントとは大きく異なり、完全に「別の方向性」になってしまうのでした。
(もちろん、趣味みたいにアホみたいに時間をかけたらイケるのかもしれませんが)

とはいえ、ここはもう、プロの領域なんですね。
厳しい現実に同情を禁じ得ないとともに、プロのみなさんはすごいと思いました。

この「プロ」というのは、「見本通りに」という指示があったら
「印刷結果」が見本プリントのようにCMYK分解できる人、だと思います。

「三共グラフィック」という印刷会社をご存知でしょうか?
『星ナビ』の奥付に書いてある印刷会社です。
「三共グラフィック」のWebサイトに書いてあることが本当なら、
「ああ、ここまでして、あのクオリティ」と思います。

でっかく出ましたが…
本当はもっと矮小に、「レタッチャー」個人個人のスキル、
というのが正解なのかもしれませんね。

そんな「スキル」の差異を吸収するために、それこそ業界では
「誰でもできる」システムが売り出されていますが、
そんなことは、実際に自分の写真であーでもないこーでもない、
とやっている天文屋のみなさんなら「アホか」と思うことでしょう。
それにまさか、そういうソフトが天体写真用の「レシピ」を持っているとは思えないし。

妄想ですが、天体写真の「データによる応募」について考えました。
結論から先に書けば、「俺のイメージしていたのと印刷結果が違う!」
というのは、ほぼ「おまえが悪いんだ!」ということになると思っています(笑)

データ入稿のバヤイ、応募する画像のモードがRGBであっても、CMYKであっても、
作者自身の環境で「印刷結果がシミュレート」できていればいいわけです。
みんなみてるのが「CMYK」であれば、逸脱することはないと思います。
もち、印刷する方は、ターゲットとなるCMYKプロファイルを応募者に明示しなければなりませんし、
応募する方はターゲットとなるCMYKプロファイルを把握して 
自身の環境で「正確に」シミュレートしなければなりません。
(言葉の使い方間違ってたらご指摘を)
印刷側がチャートを紙面に載せ、かつそのデータを公開するってのもおもろいですね。

こういうことは「ハードル高い」と思われるかもしれませんが、
自分ち、もしくはレンタルラボなどでプリントするのだって一緒、のような気がしています。

唯一問題になるとすれば、CMSに対応しないソフトで完結してしまう場合でしょうか。
そういう人のためにも、プリントによる応募は残しておくべきでしょうね。

あとはシャープネスの問題もありますが、
これは今でも条件は同じようなもんですよね。
ってゆーか、ワタクシ自身は使用サイズ、解像度がわからん中で
バッチリなシャープネスはかけられません。
でも、載っけてもらう人は、自分の作品がどういうサイズで載るのかは知らないけど、
仕方ないので、応募するプリントで全力を尽くして吟味しているのでしょう。


トリミング前はコティラ。

Ngc891_web

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天文」カテゴリの記事

コメント

この銀河、撮りたいけれど今年はまだ撮れてません。
トリミングした画像を見ると25cmくらいで撮ったのかと思うのですが、
たしかにトリミング前の画像を拡大してみても見事な切れ味。
ほんと、どんなインチキをしてるかと思っちゃいます。

プリントの話し読み飛ばしちゃいました。
プリントは大きっらいです。
雑誌応募も早くファイル送信で可にしてくれないかな?
画像直接見れるのに、わざわざ色がちょっと違うプリントを送って、
向こうじゃまたそれをスキャナで撮って、画像を起こして
印刷するとまた色が変わるって馬鹿げてない?

デジタル入稿の話、先日いつもの方々とトークをしていた時にあがったのですが、一つの案として、希望者のみプリントにデジタルデータ(CD-ROM等)を添えるのはどうかというものがありました。つまり審査はプリント、掲載時は希望者のみデジタルデータで校正という事ですね。フォトコンページ以外の天体写真(おそらくデジタルデータ)はいいかんじなのでなかなかの案なのではと思いました。ただしその時のトークはベロベロの酔っぱらいが一人混入していてヤバめの発言連発でボツとなりました! 笑

僕はというと、プリント作業が最近楽しくて仕方ありません。自分の生み出した天体写真が"データ"から"物体"に変わるのが快感になってしまいました。

ダブル入賞と聞いて本屋に行ってきましたよ!!
おめでとうございます!!
すごいなぁ。。すっかりアッチ側の人になっちゃいましたね。

印刷関連の話はよくわからないのですが、今の時代、、なんでデジタルデータで投稿できないんじゃ!! と常々思っています。まぁ、自分がプリンタ持ってないからというのもありますがー。(笑) 

たぶんアレですかね? 審査するのに、プリントしてあったほうが楽だからですかね?

 やはりダブル入賞される方の記事は違いますね。
 『ミッチーさんが両方に!』と、うちの奥さんに自慢しました。おれが自慢してどうする(笑!
 おっしゃること、すごくわかりますね。近年は予算や時間の関係もあり、早々本紙校正ができるわけではありません。結局プルーフで確認するしかなかったりします。まぁ、現在の技術では、どうやったって、たとえadobeRGBを使ったとしても、それをCMYKで全く同じに表現するのは無理なわけで、結局はクライアントにそれをどう伝えるかのテクニックの方が大事だったりします(笑。
  出版社としては、見る側の環境にゆだねるデジタルデータの方が怖いですね。ちゃんと調整されているモニターを使っているデザイナーさんは別にして、ほとんどの人が未調整の多種多様なモニターで見ているわけで、100人いれば100通りの色味があってそれぞれが見ている色合いが違うというのもなんとも不思議な話です(笑。


こんばんは。
エッジオンの銀河が神秘的ですね。
プリントすると、全く違う絵が出てくるので苦手です。
でもコンクールに応募するなら、避けて通れませんね。

■雲上さん
久々のこういった銀河でした。これくらいの面白銀河は、もっとでっかく撮りたい、そう思っています。
「どんなインチキ」ってのがツボですなあ(笑)
Web用だと、最後にPhotoshopで「スマートシャープ」ってのを吟味しますよ。
さすがにこういう感じを雲上さんみたいに「ステライメージ」で仕上げる腕はありません!

雲上さん、お困りのようですね。
そこを乗り越えてこそ、とは思うのですが、そういう「差異」ってのはずーっっと課題ですもんね。

■龍之介さん
まず「プリント作業楽しい」っての、すごーく同じです。
ワタクシはここ半年くらいですかね、結構燃えてるんです。
で、アルバムにいれるだけじゃ物足りなくて、今では壁に飾ってます。5枚ほどあるんですが、
あんまり数を増やすわけにはいかないので、ローテーションですかね。古いの入れ替えで。

デジタル入稿が理想ですが、安易に万人がそこまでいっちゃうと、それこそ「事故」多いでしょうね。
「誰もがモニタで正しい色をみている」という状況が、今は想像できないじゃないですか?
(だからこそ、「希望者のみ」限定なんですね!)
正しい色を出すモニタで、正しく印刷結果をシミュレートできてるのか、
作者が責任と自信を持てるというのは、まあまあ難しいのかもしれませんね。
まあ、このバヤイ、印刷でコケたらまさしく印刷会社の責任は糾弾されるのでしょうが。

え? 酔っ払いって誰ですか? MC.RYUさんでしょ!
どんなこと言ってらしたのか、聞いてみたいなあ〜。

P.S. うちでもかみさんに「ミッチーさんがダブル入賞したんだよ!!」と自慢しました。

■まるこうさん
ありがとうございまーーーーーす。楽しくやってます。
「こんなかわいそうなカメラでやってるんだね、がんばったね」っていう感じが醸し出されてるかもしれませんが(笑)

デジタル入稿は、前述の通り「俺の思ってるのと違う!」という事故は起こりやすいと思います。
少なくともプリントだと指標は明らかですから。
審査する側の都合はよくわからないのですが、あれってズラーッと並べてやってるのか、とか、
文学賞みたいに先に審査する兵隊さんがいるのか、とか、妄想は膨らんでます。

入選が明らかになったその日、のんたパイセンから電話がかかってきたんですが、
それを聞いたうちの超然嫁は「載らなくて残念だったね、っていう電話でしょ」と言っておりました。

■阪神ファンいっこうさん
どんどん自慢してください! ありがたやありがたや、です。

投稿者に対して本機校正を見せる、なんてことはありそうもないですね(笑)
せめてPDFとか、簡易な校正でもいいとは思いますね。
反射原稿のバヤイは、印刷でコケるとゆーよりも、分解でのコケ具合がでかいんじゃないかと推測してます。

いっこうアニキも現実をご存知ですもんね、「何を言っておるのか!」というのが正直なところなんじゃないでしょうか。
デジタル入稿にすると、おっしゃる通り、作者が正しい色を見てるのか、というのは大問題ですね。
でもまあ、あーでもないこーでもない、と苦労してる天文屋さんなら、
印刷会社が上から目線で(笑)
「うちはこのCMYKのプロファイルですから、あんたんところでシミュレートしてください」というのにも
さらっと対応するのではないか、って。
ちょっと夢を抱きすぎですかね。

■ヤマボウシさん
ヤマボウシさんも最近は銀河が増えてきましたね。
この銀河は初めて撮りましたが、もうちょっと大きかったらよかったのに(笑)
こういうのを冷却CCDでばんばんアップでやってみたいですね。
モニタとプリントをあわせる…印刷屋でもまあまあ課題ですから。
本文に書いた「三共グラフィック」では1日に2回もプリンタのキャリブレーションしてるらしいですよ。

やっぱカッコいいですねー、ミッチーさんの構図は。
右下の小さなお友達が、これまたたまりませんね。

みなさんおっしゃってるように、作者の思いや表現を忠実に表すことのできるのはやはりプリントなんでしょうね。
ただこの「忠実に」ってことが非常に難しいわけで・・・。
私、今日かなり久しぶりにPRO10の電源入れました(笑)
まずはプリントアウトが楽しいって思える段階に持っていきます(笑)

■おりおんさん
そうでした! 「お友達」でした!
しまったー、最近すっかりご無沙汰で忘れてましたよ。

実は12分を2枚撮り終えたところで、たくさんのお友達を右下に発見して動かしたくらい、
仲良しになりたかったんですよー。

作者まででとどめるなら、プリントは最適なんですよね。
で、そっから先、それを反射原稿として処理したら、とんでもないことになると。
しかしそれにも、それなりの対処が必要ですからね。
まあ、いずれはそれらも克服されるのでしょうか。

久々にプリンタの電源入れると、怪しく動きまくりますよね。
おりおんさんはすげーでっかくプリントしたり、かなりチャレンジしてると思うので、
これからもアッと驚く活用アンド楽しみ方を教えてくださいね。

解像感ある描写で、色も綺麗に出ていますね。流石ミッチーさん。
これも入選間違いなし!(そうプレッシャーかけるなって?)

■のんたさん
こういうのなんですよね、atik460EXがあったら楽しいだろうな、って思うのは。
かといって、こういうのばかり撮っていても飽きてくるだろうし(笑)、
かといって、カメラを2つも持ったり、鏡筒を2つも持ったりすることはなかなか難しいし。

「のんた賞」創設してくださいよ。毎月送りますから。おねがいしますよーーー。

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