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2018年11月 6日 (火)

“舐めてた相手が背負い投げ” 『木村政彦外伝』(増田俊也さん)の堀越英範さんがかっこいい。

きょうは『木村政彦外伝』(増田俊也さん/イースト・プレス)の読書感想文です。

ずいぶん前に『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』の感想文で書いたと思うのですが、
ワタクシ、柔道・格闘技にはほとんど触れずに生きて来たおじさんです。
なので、読書感想文もゆるい感じになっちゃいます。

自分のようなおっさんにとっては、この本でぐいぐい読めたのは
増田氏とたくさんの人との対談の部分でした。
菊地成孔さんとか、吉田豪さんとか、猪瀬直樹さんとか。
「あー、興味ある〜」という方との対談はもちろんオモローなのですが、
ワタクシが全然知らなかった柔道家・堀越英範さんとの対談が
なんと、最も惹きつけられたパートでした。

対談の前に掲載されている「超二流と呼ばれた柔道家」っていう文章も
「おーっ、なんだこの人すげー!」ってなりましてね。
いわゆる“舐めてた相手が…”っていうか。
(※「舐めてた相手が実は殺人マシーン」とかで検索してみてください笑)

──「全日本選手権の三重県予選に出てみいや」と笑いながら言われた。(264ページ)
周りはそんな雰囲気なんだけど…。
なんといっても堀越さんご本人の「技」に対する向き合い方というのがいいんですね。
「技というのは、完璧に入ればどんな選手でも投げられる」。
じゃあ、ということで、完璧な背負い投げをマスターするとか。
それ、やれば間違いないじゃん、というのをずーっとやり続ける。
もちろん、完成しました。いい話なんですよねー。
そして、どんだけ謙虚な人なんだーって!

まあ、ホントぼんやりした感想文ですんませんが。

別の場所、別の時間ではありますが、
同じ柔道に打ち込んで来たお二人の
「あの時はあーだったよね、こっちはこうだったけど、そっちはどう?」
みたいな話しっぷりもよかったです。

あと、増田さんが、堀越さんに脛の筋肉を見せてもらうくだりなんかも
なんだこのおっさんたち、すげーいいじゃん、って。

未読ですが『VTJ前夜の中井祐樹』にも堀越さんのことが書いてあるようなので、
次は読もうと思います。

本書には「赦し」という言葉が時々出て来ます。
この感じって、本書だけじゃなくて、増田さんの著作に共通しているのでは、と思います。
『北海タイムス物語』の時に感じた「自分と違うものを受け入れる」も同じことかなと。

本人は、あとがきに
──完璧でなくたっていい。失敗したっていい。せめて優しい人間になろう。
と書いています。

「失敗したっていい」あたりまでは、まあ、よく聞くフレーズなのかもしれません。
その先「せめて優しい人間に」というのがいいですね。
『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』では読めなかった
著者の「優しさ」をいろんな人に! そんな一冊でありました。

「うんこちんちん」の話もあるけどね!


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