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« IC4592の画像処理で、レベル補正について改めて考える。 | トップページ | 「日ペンの美子ちゃん原画展」と、天体写真向きレベル補正支援スクリプト。 »

2019年5月12日 (日)

近所の「光害」が認知され、改善された話。

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2019/4/5 21:45~ 岐阜県多治見市
TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD A012(15mm/F4)
Canon EOS 6D(ハヤタ・カメララボ HKIR改造)
ISO400/3.2秒/112枚
Adobe Camera RAW(現像)
ステライメージ7(比較明合成)
Adobe Photoshop CC 2018


最初は、ちょっと何言ってるかわからなくても、他人の言うことに耳を傾け、
最終的にはだいたい理解して歩み寄る、というのは大切なことなのだなあ。

近所の某店舗から、冒頭写真のように、猛烈な光が夜空に向かって放たれているのがとても気になっていました。
これは、上方にある看板を下方から照らす明かりのようです。

多治見市内からは、天体おじさんの純粋な「心眼」を駆使して
天の川らしきものが見える場所もありますから、この光はちょっと残念です。
店舗の営業が終わると消されるとは分かっていましたが、これは「ない」と。

たまたま、Webを通じて「問い合わせ」みたいなことができるようだったので、
「これは『光害』なので、少し照明を下に向けるなどしたら改善されると思います」
というようなニュアンスのことを送ってみたら、すぐに改善に向けての取り組みを始めるとの返信。

2週間たたずに、照明は下げられ、改善されました。
改善に至るまで、電話で数回やり取りしましたが、
「これでよし」という判断をこちらにゆだねてくれました。
それはとてもありがたいことであるなあ、と思いました。

「ほれ、角度下げたよ、これでいいでしょう」ではなく、
「下げてみたので、また夜に見てみてください」という対応でした。

「光害」について、相手がどこまで分かっているのか、その辺は不明です。
「そういうものがあって、世の中には気にしている人もいるのだ」と思ってくれたかどうか分かりませんが、
改善したということは、こちらの「困った」を、受け止めたということなのでしょう。

あと、「光害で星がみえない」って、別に人が死ぬわけじゃないので、声高に言いづらいところがあって、
やれ「睡眠障害」だのやれ「植物に影響」だのと他の事例を出したくなるものですが、
多治見市環境基本条例には「公害」の中の「光害」の定義として次のように書かれていたので、心強かったです。

強度の夜間照明により睡眠が妨害される等の健康に対する障害や
居住の快適性が阻害されること、植物の育成に変化が生じること、
都市照明で星が見えない等の状況をいいます。


環境省の「光害対策ガイドライン」では「上方光束」はゼロが望ましいとされているようで、
その点ではまだまだなのですけどもね。


店舗から少し離れた我が家からはこんなふうに見えていました。
これを毎日見てたら、なんだかとても残念な気持ちに。
改善されてよかったー。

Img_1343

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天文」カテゴリの記事

コメント

初めまして
理解のある店長さんでよかったですね。
私の住んでいる市では郊外の団地の街灯がすべて上方光束出しまくりで、そこだけ光の海みたいになっています。
そこで市にメールをしてみたのですが、その街灯が気に入って住んでいる人もいるはず、改善して欲しくば住民の署名を持ってこい、など環境意識のかけらもない内容でまったくあきれ果てました。
我が市にはそういった条例などあろうはずがありません。きれいな星空を売りにしている自治体もあるのに、残念というか、恥ずかしいというか・・・

■まるひさん
こんばんは、初めまして!
なんと、「上方光束出しまくり」ですか! いけませんね、光の海。

それにしても「街灯が気に入って住んでいるいる人もいるはず」というのは
どんなロジックだ、と思いますね。
先方は想像だけで言ってると思いますが、
こっちも想像で言わせてもらえば「そんなやつ、いねーよ!」ですね(笑)
…いみじくもご本人が「はず」と付け加えているように。
あきれるほかない、というのはまったくおっしゃるとおりです。

先方の受け手は1人なんですかね。
その1人の感覚としては「いやー、ワタクスの判断ではどうにもならん」
と何事もなく時が過ぎてくれればいいや、って感じなのかなーと。

この主張が、どこかの段階で、ひっかかる人の耳に入れば、
動きはあるのだろう、というのは、今回自分で申し入れをしてみて思ったことです。

そう、「理解のある」人がいた、ということなのでしょう。
理解してなくても、「なんだ、そういう人もいるのだ」って想像力のある人。


多治見市で星を撮るのは、「光害」込みなんで、
「素晴らしい星空を」とは思っていませんでしたが、
条例(「条例の逐条解説)に「星空のことを思ってる」っていうことが言及されていたことは、
本当に心強かったですよ。

「光害」については、ちょっとずつ認知がされているのかも、という感覚はあるんですが、
それはまあ、天体おじさんだけの見方なのかもしれません。
とはいえ、まるひさんのところでも、ミニマムなところからでも、
改善していく、という方法しかないのではないでしょうか。

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