2024年3月23日 (土)

天体撮影遠征に行って観られなかった映画のはなし。

Af_halfweb

2024/3/9 19:24 ~ 長野県下伊那郡
ZEISS Apo Sonnar T* 2/135 ZE(F2.5)
Canon EOS6D(HKIR改造)
ISO1250/120秒×39枚
Kenko スカイメモRS
画像処理:PixInsight 1.8.9/Photoshop 25.5


 

1年はだいたい365日あって、それが全部休みでも生きていけたらな、家族全員。とか思いながら暮らしているわけです。

観たい映画はたくさんあるし、晴れれば天体撮影にも行きたいし。

この日、遠征明け翌朝8時から映画『ボーはおそれている』の上映が1回だけあることを知ったワタクシ。観に行くのか、行かないのか。映画をとるなら遠征はあきらめなければ、と迷いはありましたが結局天体撮影遠征へ。そんなわけで間もなくして『ボーはおそれている』は終わってしまい残念なことに。

ナントカ彗星も木にかくれて見えなかったし、いろいろなことを成し遂げられなかったもののボーっとしたエンゼルフィッシュ星雲を撮影することができたのは嬉しいです。

 

Af_halfweb_an

2024年2月 3日 (土)

いろいろあったけど、M81(銀河)を自宅撮りしました。

M81_01web

2024/1/2から17までの、たくさんの夜
岐阜県多治見市

Kenko SE200N CR/バーダープラネタリウムRCC1
ZWO ASI294MM Pro(2bin/-10℃/gain120/offset30)
ZWO EFW(36mm)
ZWO L 193枚/R 106枚/G 102枚/B 163枚(各180秒)/Hα 91枚(300秒)
総露光時間35時間47分
タカハシEM-200 Temma PC. Jr.

OAG9/Starlight Xpress LodeStar
オートガイド:PHD2(ディザリング)
撮影:APT
画像処理:PixInsight/Photoshop CC 21.2



変な格好の人に 突然 宇宙の話をされても 信用するわけないでしょ

映画『サン・ラーのスペース・イズ・ア・プレイス』(1974、アメリカ)


 

A_20240203201401

マジでこの銀河を自宅で撮影し続けていたら、ある日、望遠鏡が変な格好になっていました。
強風でデッキから転がり落ちたようです。
なにやら外でちょっとした音がしたなあ、とは思っていましたが、まさか撮影セットがすっころがっているとは!

途方にくれたワタクシは「どうしたらええのこれ」と逃げ出す気満々でしたが、
中に入っているものの金額に思いを馳せると、問題を解決せざるを得ないことに気づいてしまいました。

このチラ見え三脚からウエイトをはずし、赤道儀(タカハシEM-200)をはずし、鏡筒(Kenko SE200N)をはずし、
なんとか回収に成功。泣きませんでしたよ。そして、見た目は大丈夫そうなことを確認。

当日夜は果敢にGチャンネルを撮影! マジで光軸がドシャメシャになっていることを確認したので、翌日、見事に調整しHαなどを撮影してこの銀河の完成に至ったというわけです。

まあ、これくらいの出来事というのは、せいぜい他人を喜ばせるくらいのことで、
誰かの生き死にの問題ではないのでたいしたことはありません。まじで。

ってゆーか「強風時はカバーをはずす」とは言うものの、出物腫れ物マジ突風。
うんこしているときに強風に襲われたりなんかしようものなら、カバーもなにも、どうしようもないじゃないですか。

といったわけで下の写真のように、三脚のストッパーみたいなのを設置して「すべり防止」対策としました。
また、M&Mパイセンからの助言をもとに、望遠鏡カバーを「ぴちっ」とするために自転車荷台用ゴムロープを2本も買ってしまいました。
ひとつで十分ですよ!

B

2024年1月27日 (土)

マジでメシエ78。

M78_web_20240127101001

2023/12/9 22:53~ 岐阜県加茂郡
Askar FRA600(F5.6)
ZWO ASI294MM Pro(2bin/-10℃/gain120/offset30)
ZWO EFW(36mm)
ZWO L57枚/R9枚/G10枚/B9枚(180秒)
総露光4時間15分
タカハシEM-200 Temma PC. Jr.

TS OAG/ZWO ASI120MM Mini
オートガイド:PHD2(ディザリング)
撮影:APT
画像処理:PixInsight/Photoshop CC 21.2



昨年最後の遠征撮影にてM78。
FRA600を使っているとフォーカスのチェックを頻繁にしなければいけないと痛感させられます。
気を抜いてフィルターチェンジなどしようものなら、画像処理段階で後悔するぜって感じです。
この遠征ではまったく気を抜いていたので笑なんだか色がずれてしまって、さていよいよAPTによるオートフォーカスなどを実現させたいなあなどと思っているわけです。

先日、放送大学で「日本語学入門」というものを放送していて、「接続詞」について解説していました。
そこで「この文章の()のところに入りそうな接続詞は何があるか」なんて話があり、たとえば

『今回の撮影ではフォーカスのチェックを怠りました。(   )RGBの微妙なズレが発生しています。』

といった例ですと()に入るのは「だから」とか「それにより」とかになるという。

まあ、そんな例がいくつか挙げられていたのですけども、ワタクシはここで気づきましたね。
この()内、すべての例において「マジで」「マジ」が入るということに!!!! マジ万能、マジ卍。

今回の撮影ではフォーカスのチェックを怠りました。マジでRGBの微妙なズレが発生しています。

2024年1月21日 (日)

まだまだオリオン座周辺をキックバック。半自宅撮影のNGC2403もあるよ!

Ori3_a


2023/12/10  2:44~ 岐阜県加茂郡
Vixen FL55SS(フラットナー+レデューサー)237mm/f4.3
Canon EOS6D(HKIR改造)
ISO1250/300秒×22枚(総露光110分)
Kenko スカイメモRS/LACERTA MGENにて1軸オートガイド
画像処理:PixInsight 1.8/Photoshop CC 21.2


なんというか、仕上がりがパッとしなくて、これといって言うこともなくて、
とはいえ自民党の腐りっきりは知っていたけど相変わらず投票率が上がらないということで、
とはいえ諦念というわけでもなく、
とはいえみんなスマホでもいじくってそれなりに生きているんだろうなという幕開けなんですけども。
とはいえ、映画『市子』を観ましたね。


 

Ngc2403_b_web

(L)2023/12/8 22:19~ 岐阜県多治見市
(RGB)2023/12/10  4:54~ 岐阜県加茂郡
Askar FRA600(F5.6)

ZWO ASI294MM Pro(2bin/-10℃/gain120/offset30)
ZWO EFW(36mm)
ZWO L 122枚/R 4枚/G 4枚/B 6枚(各180秒) 総露光時間6時間48分
タカハシEM-200 Temma PC. Jr.

TS OAG/ZWO ASI120MM Mini
オートガイド:PHD2(ディザリング)
撮影:APT
画像処理:PixInsight/Photoshop CC 21.2

2023年12月24日 (日)

NGC1788とIC2118をキックバック2023。

Mj01web_20231224211501

2023/12/10  0:16~ 岐阜県加茂郡
Vixen FL55SS(フラットナー+レデューサー)237mm/f4.3
Canon EOS6D(HKIR改造)
ISO1250/300秒×26枚(総露光130分)
Kenko スカイメモRS/LACERTA MGENにて1軸オートガイド
画像処理:PixInsight 1.8/Photoshop CC 21.2


およそ5年前のことですが、同じ機材、同じ構図で撮っていた魔女らへんをキックバックしてみました。
なんでも、政治資金規正法では不記載罪の時効が5年なのだそうで、同じようなもんですね。


Mj01a

2023年11月23日 (木)

自宅撮り銀河。M33。

M33_b_web

2023/11/13~ 他4夜
岐阜県多治見市

Askar FRA600(F5.6)
ZWO ASI294MM Pro(2bin/-10℃/gain120/offset30)
ZWO EFW(36mm)
ZWO L 199枚/R 60枚/G 56枚/B 118枚(各180秒)/Hα 59枚(300秒)
総露光時間26時間34分
タカハシEM-200 Temma PC. Jr.

TS OAG/ZWO ASI120MM Mini
オートガイド:PHD2(ディザリング)
撮影:APT
画像処理:PixInsight/Photoshop CC 21.2



せっせと自宅撮りし過ぎM33。
HαをためらいもなくめいっぱいRに混ぜ込んで、ぐいぐいですよ。
実はOⅢも撮影してじゃんじゃん使っていこうと思っていたのですが、なんだか天気のめぐりがよくなかったことから面倒になってきまして、やめました。こうすることで、次の目標ができると言えるのではないでしょうか。撤回はしませんよ。

さて、9月の終わりに玄関先に赤道儀をセッチングしてから4対象を撮影するという忙しい日々を送っておりました。
が、自宅撮りばかりでは面白くないわけで、今度の休日には片付けて、いつでも遠征撮影に行けるように準備したいと思っております。

2023年11月12日 (日)

自宅撮り銀河。IC342。

Ic342web

2023/10/29~ 他5夜
岐阜県多治見市

Kenko SE200N CR/バーダープラネタリウムRCC1
ZWO ASI294MM Pro(2bin/-10℃/gain120/offset30)
ZWO EFW(36mm)
ZWO L 122枚/R 137枚/G 132枚/B 244枚(各180秒)/Hα 87枚(300秒)
総露光時間39時間
タカハシEM-200 Temma PC. Jr.

OAG9/Starlight Xpress LodeStar
オートガイド:PHD2(ディザリング)
撮影:APT
画像処理:PixInsight/Photoshop CC 21.2



早めに「X、元Twitter」って口に出して言ってみたいですね。

まあ、そんなことはともかく、前回のM31自宅撮影がとても満足いく仕上がりになったことから、もういっちょ自宅銀河に挑戦してみるべ、と思い立ち撮影したIC342。

大きな月がまあまあ対象に近い時もありましたが、自宅撮影なんで失敗を恐れることなく毎日毎日撮影しました。いくつもデータができてくると「ああ、時間を貯めておるなあ」といった思いでした。しかしながら画像処理では「止まった時間」だけを重ねることになりますね。時間や動きが記録されている不意の人工衛星などは排除されちゃうわけだし。

さて、このごろは
「『ファッション』と『○○○』は似ている、なぜなら…」とか
「『カレー』と『音楽』は似ている、なぜなら…」というような言い回しに注目しています。

「注目」ってなんだそれ、と思うかもしれませんが、テレビ等でこういった発言を聞くたびに「どれどれ? どんだけうまく言えるかな?」という親心なんですね。

いつか自分も
「『天体撮影』と『水に濡れたベルクロの強度』は似ている、なぜなら…」とか
「『IC342』と『ぬ』は似ている、なぜなら…」とか、深いことを言ってみたいものです。

2023年10月26日 (木)

自宅撮影のM31と、あくびの話。

M31_00


2023/10/12~ 他5夜くらい
岐阜県多治見市

Askar FRA600(F5.6)
ZWO ASI294MM Pro(2bin/-10℃/gain120/offset30)
ZWO EFW(36mm)
ZWO L 286枚/R 36枚/G 49枚/B 140枚(各180秒)/Hα 36枚(300秒)
タカハシEM-200 Temma PC. Jr.

TS OAG/ZWO ASI120MM Mini
オートガイド:PHD2(ディザリング)
撮影:APT
画像処理:PixInsight/Photoshop CC 21.2



あくび(欠伸)って、人にうつるっていうじゃないですか。

まあ、部屋の中で細君があくびをすれば、まるで伝染したかのようにワタクシもあくびをするっていう。
先日、自動車の運転中、対向車線の右折待ちのどこの誰とも知れぬおっさんがあくびをしたところ、それを真正面から見ていたワタクシもつられてあくびをすることとなり、なんとも言えぬ「損したな」という感情を抱いたという、M31とは何の関係もないお話で今日のところはご勘弁。

2023年10月15日 (日)

Sh2-157 自宅SHO。

Sh2_157_sho_b

2023/9/24 19:35~
2023/9/29 21:18~
2023/10/2 20:55~
岐阜県多治見市

Askar FRA600(F5.6)
ZWO ASI294MM Pro(2bin/0℃/gain120/offset30)
ZWO EFW(36mm)
ZWO Hα 59枚/S2 82枚/O3 81枚(各300秒)
タカハシEM-200 Temma PC. Jr.

TS OAG/ZWO ASI120MM Mini
オートガイド:PHD2(ディザリング)
撮影:APT
画像処理:PixInsight/Photoshop CC 21.2



”SHO”
”SHO”
ポポー。

”SHO”という字面を眺めていると「ポポー」に見えてきますね。
先日、長野県にて「ポポー」という「珍果」を発見し購入しました。

その1週間ほど前に友人のけんぢ氏から「ポポーという謎の果物がある」という話を聞いたばかりで、
何なら「なんだその嘘くさい名前は」と思っていたものの、まさか自分の目の前に現れるとは。
スピってる。

3個入って300円というそのアケビに似た果物は、触るとやわらかくて、
マンゴーから「マンゴーらしさ」をすべて抜き取ったかのような味がして、
なるほどこれがポポーなのかと思うしかない、という体験でした。

2023年8月15日 (火)

NGC7023からIC1369あたり135mmアンドEOS 6D。

Chp2b

2023/7/17   1:27 ~ 岐阜県加茂郡
ZEISS Apo Sonnar T* 2/135 ZE(F2.8)
Canon EOS6D(HKIR改造)
ISO1250/120秒×54枚
Kenko スカイメモRS
画像処理:PixInsight 1.8/Photoshop CC 21.2


 

OBSERVATORY【天文台(てんもんだい)】名
昔の天文学者の当てずっぽうを、現代の天文学者が当てずっぽうで書き直しているところ。

 

『筒井版 悪魔の辞典〈完全補注〉』アンブローズ・ビアス著/筒井康隆訳 講談社



先日、珍しく細君を誘って映画を観にいきました。「バービー」を。単純に「人形が動いて楽しいなあ」みたいな作品ではなく、いろいろな意図が込められていることは分かっていたのでそのつもりで観てました。

といったわけで、かなりいろいろな感想があるわけですが、ワタクシからはひとつだけ。
映画の最初の方でバービーが「死ぬ」ことを考えちゃったりなどして物語は転がっていくのですが、自分が子どものころ「自分もいつか死んじゃうんだなあ」とか「いつか地球が滅びる」とか考えてなんだか寂しくなっていたことを思い出しました。「この日常はいつまでも続かない」というなんとも言えぬ感覚。

バービーには「死にたくないなあ、毎日これが繰り返されるといいなあ」みたいな思いがあったのだろうけど、終盤、バービーはそれとは逆と思える選択をします。これは相当な「決意」があったのではないだろうか、と思うのです。バービーをはじめとする人々の存在が、人間の世界を変えて、バービーランドのようになる日は来るのでしょうか。

どうでもいいけど、反射望遠鏡─ちゃんとした向きでセッティングされている─とか、ものすごくペインティングされた赤道儀とか出てきますんで、さがしてみてください。



さて、ケフェウス座あたりは美しい星雲などが多いので、広く撮影する場合はだいたい当てずっぽうで構図を決めます。IC1369をこの辺に入れとけば上の方にもなんかいいヤツらが写るんだろう、ぬはは、くらいの気持ちで。だからといって、毎回「やったね!」となるわけではないですが。

Chp2b_an

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